茶の湯の世界

現代における茶の湯の世界は、大きく3つに分かれる。

1、流派
千利休などから発する茶の湯文化を、各々の流祖の数寄・好みによって形式化させた組織。
家元を中心とした会員によって成り立つ制度。
会員は、教授者とその弟子に分けられる。


2、茶道家
流派に属しながら、個人で茶会や茶事を催す活動家。
流派に即した会もあれば、個人の考えを基に展開される茶会も多い。
基本的には、師匠の許可を得て活動している。


3、個人活動家/茶の湯者/茶人
流派に属さない茶の活動家。または流派に属しながら、活動時においては、個人の名を持つ活動家。
基本的には個人での活動だが、会を作ったり、家元を自称して流派を形成する者もいる。